お知らせ

観光まちづくり委員会:春の春日奥山・月日亭で過ごすプレミアムツアー 平成29年03月16日(木)

開催日:平成29年03月16日(木曜日) 10:00~15:30

委員会内容:春の春日奥山・月日亭で過ごすプレミアムツアー

参加者:15名

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3月16日(木)近鉄奈良駅近くの商工会議所前に今回のツアー参加者15名が集合し、大和高原交通さんのバスにて10:00出発。
案内は、光明皇后になりきっておられる天平ガイドの加藤さんです。
 
まずは、昨年11月に第六十回式年造替を終えた春日大社へ。バスを降りて表参道を二之鳥居をくぐり、伏鹿手水所で身を清めます。
若宮(若宮十五社の中に夫婦円満の神様もおられるとか。ご配慮感謝します・・・)や着到殿などの説明を聞きながら南門へ向かいます。
南門より特別参拝入口に到着。そこからは、権禰宜の中野さんの案内で特別参拝です。
東回楼より空を眺めながら説明を聞いてましたが、春日大社は江戸時代まで鬱蒼と茂る原始林の中にあり、空はほとんど見えなかったそうです。
綺麗に咲いている梅の花に感激し、そして参拝。そのあと、万燈籠を再現した藤浪之屋の中へ。真っ暗な中で燈籠の明かりのみの不思議な世界でした。
最後にお神酒をいただき特別参拝終了。神聖な空気漂う大宮の体験と貴重なお話、たいへん勉強になりました。
 
再び、光明皇后の案内で途中、鹿と戯れながら一言主神社、水谷神社を抜け、若草山遊歩道へ。(雌鹿のお尻には白いハートマークがあります。知ってますか?)
原始林の中、遊歩道を10分程歩いてみんなお待ちかねの昼食場所「月日亭」に到着。神秘的な雰囲気の中に佇み歴史を感じさせる建物へ、なぜか緊張。
食事の前に、三味線の2名の方と舞踏家の方による上方伝統芸能である座敷舞で楽しませていただきました。舞踏家の方は、15歳(新高校1年生)だそうで、
それはそれは美しくしなやかで、我を忘れて感動し見とれてしまいました。(私だけでなく、恐らくそこにいる皆そうだと思います。)
食事は、「筍と木の芽味噌和え・お造り・若竹煮・二重の箱に入った季節の八寸・豆乳鍋・ちりめん山椒ご飯・お吸物・デザート」でした。
この季節の食材と味・上品な器の素晴らしいコラボを文章で表現するのは残念ながら無理です。
 
優雅な食事の後、バスに乗り奈良北町にある瓦道さんへ。ここで奈良伝統の鬼瓦をミニサイズで手作りにチャレンジしました。私は初体験です。
瓦の歴史や作り方を説明していただいた後、自分の作品のベースになる型を選びます。薬師寺・東大寺・法隆寺の3種類です。
私は「東大寺」を選び、粘土をこね、出来上がりを想像しながら型に詰めていきます。力を込めて粘土を型に押し込めた後、裏面の凸凹をピアノ線できれいにし布目をつけ、願い事などを書きます。
私は、その時の状況を漢字一文字(内緒)で書きました。約1ヶ月後にマイ鬼瓦がみれるとのこと。それまでに鬼瓦の使い方や飾り方を楽しみながら考えておくことにしましょう。
そして瓦道さんを後にし、近鉄奈良駅付近にて16:00頃解散となりました。
 
奈良は日本文化の発祥の地であり、日本の歴史的価値観や慣習が凝縮されていることを感じます。
専門的で詳しい説明を受けながら見学させていただき、一層理解が深まりました。
このツアーの企画に携わられたすべてのスタッフの方に感謝申し上げます。
たいへん充実した貴重な1日をありがとうございました。
レポート作成者: ㈱濱観光サービス 神崎 芳光

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2017.3.17